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廃墟。

えぇ、元々そういう世界は好きでした。



でも、最近、YouTubeでACの広告で「軍艦島」を見て、
それの気持ちが一気に沸騰した!!


画質は悪いけど、時間があるなら、ちょっと見て聞いてください。

短いCMの中に軍艦島のプロフィールが細かく解説されています。







音が聴けない人の為に、プロフィールを聞いたとおりに打ったので…どぞ。

 島は、宝島だった。
 石炭が見つかって、人々がやってきた。
 人々が働いた。
 周囲1.2キロの島が、街になった。
 4000人もの暮らしがあった。
 子供たちが生まれた。
 大きく育った。
 1年、10年、30年。
 石炭を掘りつくした時、人々は居なくなった。
 暮らしが無くなった。
 資源とともに、島は死んだ。
 丁度、84年目だった。
 私達も今、資源の無い島、日本に住んでいる。



で、この軍艦島のことを母に話すと、驚いた顔をした!

「あぁ、それなぁ、お母さんが中学校の頃(多分今から35年位前)そのコマーシャル見て、
 軍艦島の本4冊もかってんで。」

それで、家の本棚をあさってみると、確かに見つかった。

軍艦島

この本は、軍艦島が閉島されて10年の頃に撮られた写真集。

さらに興味を引かれてネットで検索すると、もっと最近の写真も発掘。





軍艦島ー・・・・


コンクリートで覆われた小さな島で。

今は滅びてて。

誰も居なくて、波の音が瓦礫に響いてるんでしょう・・・。


立ち入り禁止とは言われてるけど、行ってみたいなぁと思ってしまう。


台風の通り道なので、毎年荒廃がドンと進む。









廃墟は、嫌いな人は嫌いでしょう。


でも、好きな自分の意見はこうです。

廃墟。
人の手が入らなかったら、どんなものでも自然に戻っていくんだなァって思わせてくれるのです。
あと、古くなって原型から遠ざかるほど、それが生きていた頃を想像しやすくなって、
人々がどんな生活をしてたのか考えるのも楽しいのです。


・・・・・あ、でも、夜とかは、怖そうだから嫌いだ(ぉぃ

幽霊とか気が狂った人が中に居てたら困るので、一人では行きたくない場所です;






それともうひとつ。

コレは3年前に学校の先生が授業の合間にちょっと見せてくれた映画です。
タイトルは「koyaanisqatsi(コヤニスカッツィ)」。ツタヤでレンタルできるらしい。
意味は、Life out of balance.つまりバランスを失った生活。

この映画、なんと!!俳優無し、ナレーション無し!!
音と映像だけで、発展した人間社会の産物と、その末路を描いています。
スロー再生やスピードアップ再生と、音楽が素敵。

いわゆる「ストーリー」が無く、
見る人によって、スキか嫌いかがシュビッと分かれる映画です。



興味ある人はちょっと見てみてください。↓の動画は10分ほどです。(本当は45分くらいの映画)



※最初音楽的に怖い雰囲気ですが、全くホラーではありません。


特に中盤以降が好きなシーンです。あの爆破によってゆっくり崩れていく建物に美を感じる…

でも嫌いな人は逆に中盤以降のシーンが嫌いかも…;

ちなみにあれは単なる老朽化した建物を壊す作業なので、爆発の時は中に人は居ません、ご安心を。





ということで、今はまってるものの紹介でしたー。

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おおおお
懐かしいなー。
J先生のね。
正直何がなんだか分からなかった。
あなたは私を知っている 2008/04/22(Tue)10:58:24 編集
誰?あ、あなたか!
あ、時事とってて知ってる人っていえばあなたか!
多分分かった。

この映画が面白いと思う人は、やや悲観的な思考で、時々現実離れしたことを考える人だと思う。
外大は現実離れした人少なそうだからなー…

母に今日見せたら、うち以上にハマって、他のもずっと見てました。

見る人によって何が言いたいのかって捕らえ方が全然変わってくる映画だから、ある意味映画鑑賞より絵画鑑賞に似てる感じはする。
den 2008/04/22(Tue)21:25:26 編集
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